2日間で似島を楽しもう!

あまり知られていませんが、実は似島には沢山の観光資源があるんです。それを伝えるため、私たちは似島の観光ツアーを企画してみました。

似島二日間で、ゆったりと、こんな楽しみ方ができます。

~似島をおしゃれに過ごそう~
女子大生のやりたいが詰まっている似島で、自然を楽しみながら写真を撮れるおしゃれ旅!!

主にアウトドア好き、
インスタ好きの女子大学生です。

グランピングやサイクリング、バウムクーヘン作りなどの豊富な観光資源を活かして、二日間で女子大生のやりたいが詰まった自然を楽しみながら写真が撮れるおしゃれな体験ができます。

似島を二日間で体験

 

まず到着したら港の目の前の観光案内所で
バウムクーヘン作り体験

あまり知られていませんが、似島は日本で初めてバウムクーヘンが作られた場所と
言われています。
第一次世界大戦後、ドイツ人の捕虜として連れてこられた「カール・ユーハイムさん」は元々中国で洋菓子店を経営しており、似島ではじめてバウムクーヘンを焼いたそうです。
※バウムクーヘン作り体験は、予約が必要です。

観光案内所は令和4年12月に改装したばかりでオシャレにリニューアルされ、看板ねこがお出迎えしてくれます。
バウムクーヘン作りは地道に生地を何度も垂らしてくるくる回しての作業を繰り返して形を作っていきます。
出来立てのバームクーヘンは暖かくしっとりしていてとても美味しかったです。

次はサイクリング

似島の自然や歴史を巡ります。

自転車は、観光案内所でレンタルすることができます。

似島の歴史めぐり

真偽のほどは定かではないが、口伝によると、1600年代に、今の広島市湯来町から、似島に3世帯が定住したことからはじまった、という説がある。
その後、最盛期には3000人が農業や採石業をして生活していました。
しかし採石業ができなくなったことから全国へ仕事に出るようになり現在の住人は500人から700人と言われています。

似島は、戦争とも深い繋がりがあり、戦時中は検疫所や、原爆投下の際には臨時病院としての役割を担っていました。

左の写真は軍用連絡トンネルです。
燃料貯蔵施設と特攻隊訓練用の兵舎群を結ぶトンネルで現在も実際に通ることができます。

中央の写真は第一検疫所の未消毒桟橋跡、右の写真は同じく第一検疫所の既消毒桟橋跡です。
検疫所に訪れた兵士はまず未消毒桟橋から上陸し検疫・消毒を受け、既消毒桟橋から島の外へ出ます。
このような一方通行のルートを作ることで、感染者がすれ違わないような工夫をされていたそうです。
コロナ禍でも、ニュースでよく聞いた方式ですね。

似島平和資料館

似島の歴史は似島平和資料館で郷土史研究家の宮崎さんから詳しくお話しを聞くことができます。
私たちもお話を聞きき、「似島の悲しい歴史を引き継いで若い人に伝えていきたい」という思いが強く伝わってきました。
明るい歴史ばかりではないですが、似島を学ぶ私たちが向き合わなければいけない事実であると思いました。

私たちは、まず、似島公民館で似島の歴史について宮崎さんのレクチャーを受けました。
口伝によると、似島の最初の島民は1600年頃、今の広島市佐伯区湯来町から移住された方々が最初だったんですね。

そんな似島ですが、海がとても綺麗で物音もなく風がとても気持ちいいです。

私たちのおすすめはカヤックの前の砂浜で貝殻を拾うことです。

あまり見かけないピンクや黄色・オレンジなど、カラフルで可愛い貝殻がたくさん落ちていて
最高のお土産になると思います。

1日目のお宿は・・・・

一日目の夜は、グランピングです。

夕食は自然に囲まれながら、BBQを楽しみます。また、サウナも体験することが出来ます。

夕食を終えたあとは、近くの砂浜に出て花火を楽しみます。対岸には商工センター付近が見えます。
天候が良ければ、こんな夕日が見える場所があります。
初夏には山に蛍を見に散歩に行くのもオススメです。

2日目の朝は、海辺に朝日を
見に行きます!

2日目の朝は、海辺に朝日を見に行きます!そして、そのまま朝食としておしゃピクを楽しみます。グランピング場のオープンサンドメーカーも借りることが出来ます!

おしゃピクの後は、カヤックで無人島に探検!

小松健二さんが「似島の美しい海を満喫してもらい、移住のきっかけになれば」という思いで「Outdoor Park広島カヤック」を開設されました。。

「Outdoor Park広島カヤック」では、約2キロ離れた無人島へカヤックを漕いで行き、無人島では貝採集などを体験することができます。
小学3年生から楽しむことができるため誰でも気軽に楽しめます。

無人島に探検に行くカヤック無人島ツアー!

観光案内所を運営する小松健二さんが「Outdoor Park 広島カヤック」を開設しました。

昼食は「切り出しうどん」

昼食には、「檸檬の家」で似島の郷土料理である「切り出しうどん」や似島で育てられた檸檬を使った「レモン稲荷寿司」をいただきます。

似島のお土産は「似島バウムクーヘン」と「海珠(うみたま)」

似島をあとにする時には、観光案内所で「似島バウムクーヘン」と「浅炊きしたカキ」を
お土産として購入することができます。一度食べるとやみつきになる味わいです。
海珠(うみたま)は、似島産の特大牡蠣を浅炊きしたものです。

帰りは、広島港までフェリーで20分

そして船に乗り広島港まで帰ります。船から見える海と夕日がとても綺麗です。
観光資源が豊富な似島での女子大学生に向けた歴史からインスタ映えまで、豊かな自然に触れながら学び楽しめる2日間のツアーとなっています。
実際に販売されているツアーではありませんが、似島では、二日間で、ゆっくりできる楽しみ方が色々あります。

20分で広島港到着

似島汽船時刻表



安田女子大学 現代ビジネス学部
国際観光ビジネス学科 西原ゼミ

井上花南 高橋果蓮
原田真央 藤川美晴